ヘナのメリットとデメリット


ハイクオリティーヘナ HQヘナ 通信販売 インディゴ

ヘナの存在を何処かで知り、良いものだと思い興味をもつ方はとても多いと思います。
今はインターネットが有るので自分の好きな時にいくらでも情報を得ることが出来ます。

しかし、1つ注意していただきたい点は、美容において【パーフェクト】は存在しないと言う事。

どんなにメリットが多いものであっても、必ずその影に潜むデメリットも存在するものです。

ヘナは素晴らしいものです。私たちは心からそう思います。しかし、デメリットも存在します。
ヘナが素晴らしいからこそ、メリットだけではなくデメリットも含めしっかりお客様にご理解頂いてから使用する事をファイヤーヘッドでは心がけております。

そうすることで、より安心して長くヘナとの付き合いを続けることが出来る様になるはずです。

以下、ヘナ(インディゴも含む)のメリットとデメリットをわかりやすくまとめてみます。


ヘナに代表される100%植物カラー、ハーブカラー、及び植物トリートメントのデメリット・弱点

  1. 染まり上がりまでに時間がかかる。
    →通常科学カラーは塗布からシャンプーまでに放置する時間は30分以内。早いと10分なんて薬剤も存在します。これに対してヘナに代表される植物染めの理想放置時間は3時間。植物カラーとうたっているのにあっと言う間に染まる商品は、化学物質が含まれれいるケースがほとんどなので注意が必要です。
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  2. 発色には大きな個人差がある。
    →誰にでも常に安定した発色を実現しやすい科学カラーと違い、ヘナやインディゴに代表される100%植物由来ハーブカラーは発色の個人差も大きく、中には同じレシピで染め上げても毎回違う色味に仕上がる方もいらっしゃいます。ほとんど染まってないと言っても良いくらい、色が入らない方も極稀にですがいらっしゃいます。(その中でも経験上、HQヘナとインディゴは安定感高いです。)このように不安定な面もありますが、よく考えると当たり前の話です。ただの植物の粉末なので・・・。あくまで自然界に存在するものを利用させて頂くといったスタンスで、ヘアカラーとしての過度の期待は禁物です。
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  3. 色の選択肢が少ない
    →私たちは基本的にハイクオリティーヘナ(HQヘナ)とインディゴの2色だけで仕事をします。ヘナ=レッドオレンジ。インディゴ=青紫の発色です。この2色の調合比だけで色を再現しますので、科学カラーのようなピンポイントな色調整は難しいのが現状です。
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  4. 黒髪を明るくする能力はゼロ。
    →ここが、今まで科学カラーを続けていた人が急にヘナ染め・植物染めに移行する時にまず最初のハードルになります。科学カラーは、黒髪には脱色をして、白髪には着色をします。なので全体亭に均一な茶髪が出来上がりますが、ヘナ等の植物カラーには黒髪を脱色する(明るくする)能力がありません。ので染まり上がりは白髪にだけ色がついているように見えます。(実際には黒髪も染まっています。)
    ヘアーカラーの詳しい仕組みに関してはコチラを参考にしてください。(http://fire-head.com/question/about-hair-color)
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  5. 染めた色を抜く手段が無い
    →これはサロンワークでヘナ未体験のお客様には必ずしっかりお話する内容です。特にお若い方や白髪量がまだまだ少ない人にはこの点念入りにお話します。ヘナやインディゴは、一度染めた色を変えたくて他のカラー剤の利用にチェンジしたくなった時、現状染まっている植物染料を髪からキレイに取り除く手段が全くありません。ブリーチ剤を使用しても、抜けません。特にインディゴはしっかり残留し、抜き去るのは化学物質を使用しても現状不可能だと私たちはお話しています。逆にこの点が、白髪染めとしては大きなメリットになっているという事ですね。白髪を染めたいのに、一度染めた色が抜けて白髪に戻るのは皆様避けたい訳ですので。まさにメリットとデメリットは背中合わせなのです。
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  6. パーマをかけるにはコツが必要
    →ここは美容師の間でもよく議論になります。たしかに、ヘナ染めをしているお客様はパーマがかからないと考えている美容師・美容室は多いです。でも、ファイヤーヘッドではヘナをしているお客様にもしっかりとパーマをかけています。ですので、私たちはヘナ染めをしているとパーマがかからないとは思っていません。でも、コツが必要なことは事実だと思います。ここは、担当する美容師さんの知識とテクニック次第だと私たちは考えます。

デメリットを考慮しても大きすぎる、ヘナのメリット

  1. 髪や頭皮への負担・ダメージはゼロ
    →皆様御存知のとおり、ヘナ染めや植物染めは髪のダメージが一切出ません。ヘナには髪のコンディションを回復させる効果があります。そしてアレルギーさえ起こさなければお肌への刺激もありません。ここが何よりの大きなメリットです。
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  2. ダメージゼロどころか、トリートメント効果も
    →ヘナには傷んだ髪の強度を補強する事に使用される成分が含まれています。科学カラーやパーマで傷んでパサツキ、コシがなくなった髪にトリートメントとして使用する人や美容師はとても多いです。たまにこの効果が大きすぎて髪が固くゴワゴワになる(ヘナショックなどと呼ばれます)と感じる人がいますが、これは油分不足により起こると私たちは考えています。傷みと勘違いされますが決してヘナで傷むことはありません。このケースは、ご利用のシャンプーやトリートメントを見直すことで解決する事がほとんどです。(ファイヤーヘッドでは植物由来のリナティラシャンプーをオススメしています。
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  3. 他の低刺激カラーと違って一度染めれば完全退色はしない
    →身体に優しいカラーとしては、昨今だとトリートメントカラーなどと呼ばれる塩基性染料などがありますが、問題は退色です。シャンプー毎にどんどん色が抜けてしまいます。その点ヘナやインディゴは一度染まれば色が抜けきることはまずありません(多少の退色はありますが)。ここも強く支持される理由です。
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  4. 低いアレルギー性
    →ヘナで肌トラブルを起こす人はめったにいません。(ゼロとは言えません)これに対して科学カラーに染料として使用されるジアミン類は、その非常に高いとされるアレルギー性が大きな問題になっています。この点を理由に妊婦さんなどには特に使ってはならないとも言われ、現代の科学カラーの大きな課題となっております。インディゴは、ヘナに比べるとアレルギーを起こす人は多少いらっしゃいます。いずれにしても植物カラーとはいえ、パッチテストは必要です。
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  5. メンタル面の効果
    →ここはサロンワークをしている上でとても強く感じ、私達も大きなやりがいとなっている部分なので是非重要なメリットとして取り挙げたい部分です。今まで月に2度3度と科学カラーで白髪染めをしていたお客さまの多くは、身体への後ろめたさを毎回強く感じていて、精神的に疲弊しきっていました。『身体のことを考えると・・・本当は、染めたくない。でも、染めないわけにはいかない。』この様なお客様に、毎日染めたって身体への後ろめたさを感じる必要のないヘナ染めはとても大きな価値があります。皆様肩の荷がおり、笑顔が輝き、ハツラツと仕事に取り組めるようになったと仰ります。同時に髪もキレイになりツヤ・ハリ・コシが蘇り、とても喜ばれます。これこそが美容師としての大きなやりがいです。
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  6. インドなどでアーユルベーダで使用される程の薬効効果
    →ヘナは元々、髪を染めるために使用されていたわけではありません。日本では白髪染めとしての利用がブームのキッカケになったという背景があるためにあまり知れられておりませんが、その薬効効果はインドなどで古くから注目され利用されてきました。【身体内の毒素を排出するデトックス効果】【体温を冷やす効果】【オデキやニキビなどへの効果】【殺菌効果】などがあるとされ、ヘナエステなどは現在は日本でも注目されています。

 


以上、しっかりとメリットとデメリットを理解してヘナを選んで頂けたら幸いです。

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